詩の日めくり 二〇一七年九月一日─三十一日/田中宏輔
 
週間のあいだに、読み切れないほどの詩集が届く。ありがたいことだと思う。読んだ順に(着いた順に)感想を書いていきたい。きょうは、もう寝るけど。

 いま日知庵から帰ってきた。帰りの車内、暖房やった。びっくり。行きしなは冷房やったのに。


二〇一七年九月二十七日 「もうひとつ夢を見た。」


残したくない過去ばかりが残る。

永遠に赤は来い!

 もうひとつ夢を見た。修道院での少年たちの話だ。「彼女たちは、どうしてぼくたちのことをきれいだと言うのだろう?」とひとりの少年がつぶやくように訊くのだった。

そして、ワンはフレッドを撃つと
トムを撃って
ジョンを撃って

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