詩の日めくり 二〇一七年八月一日─三十一日/田中宏輔
うか。それとも、その40数年後の56歳のいまのぼくが批評されるのだろうか。興味深い。
二〇一七年八月二日 「死父」
あした、はやくから仕事なので、きょうは飲みに行かずに帰ってきた。これから晩ご飯。しかし、読みたい本が1冊もない。未読のものは、『巨匠とマルガリータ』と『ドクトル・ジバゴ』だけになってしまった。あ、『ゴーレム』と『ロクスソルス』があるか。『死父』も途中でほっぽり出したままだしなあ。
二〇一七年八月三日 「フローベールの『紋切型辞典』」
フローベールの『紋切型辞典』(小倉孝誠訳)を読んでいて、いろいろ思ったことをメモしまくった。そのうち、きょう
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