詩の日めくり 二〇一七年七月一日─三十一日/田中宏輔
「お茶をシバキに」
植木鉢に、四角柱や三角錐やなんかの立体図形を入れて育てている。でも、すぐに大きくなれって念じたら、それぞれの図形が念じた通りに大きくなってくれるから、とても育てがいのある立体図形たちだ。
腕くらいの太さの輪っかを六つ重ねてそれをまた輪っかで結びつける。それを詩の土台として飛び乗ると、膝から直接、床に落ちて、めっちゃ痛かった。
これから大谷良太くんとお茶をシバキに。
いま帰ってきた。これから飲みに行く。
二〇一七年七月三十日 「短時間睡眠」
いま、日知庵→きみやの梯子から帰ってきた。あしたは、一日、ぼけーっとしてるはず。おや
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