?文集*−ノコラズセカヰの子守唄(ララバヒ)−〈構成中・・・〉/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
実に触れることができる。僕は思うのだけれども、もし存在という存在がこの感覚を常に感じている、又は、感じることができるのなら、世界は世界でしか在り得ないだろうということになるのだろうと思うということだ。そんな世界では誰と話す必要もない、なぜなら、沈黙の中であってさえ、無数の自己達は結果的に言葉以上に豊穣なありかたで自身の存在を「会話」することができているのだから。今、少し話をした中でも僕がこの思いを言語という形にして存在させようとしているということの必要性が少しは理解されるかも知れない。端的に結論を言ってしまうと、僕は現段階の人類の意思疎通の在り方に未熟という言葉だけでは捉えきれないような、ともすれ
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