?文集*−ノコラズセカヰの子守唄(ララバヒ)−〈構成中・・・〉/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
在に思いを伝えようとすると、うまくいかない。僕の思いは自分の心の中では、はっきりしている、それだけは確かだ。「自分自身で理解している、それだけで十分じゃないか。」そう言う人にも今まで会ったことがある。ただ、僕はそういう意見にはあまり賛成できない。これは、今ではもう、僕という存在の中核を成す気質のようなものだ。物事を自分自身の中で完結させようとしている間は、物事は大して進展していかない。これは今まで僕が生きてきた中で、ちょうど、どんな命もその営みの中で生き方というものの運び具合を哲学するように、僕だけの哲学を結晶させる中で培ってきたものの一つだ。どんな困難な荒波が人を飲み込もうとも、他者への、自分自
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