?文集*−ノコラズセカヰの子守唄(ララバヒ)−〈構成中・・・〉/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
 
をしていたせいで随分減っていたけれど太陽系の範囲内なら何とか移動できるくらいは手元に残っていた。それに旅をしながらトークンを増やすことだってできる。ただ、今の僕に不足しているのは旅の目的だったが、目的がない旅っていうのも人生そのもののようでいて捉えようによってはいい感じだと思う。

僕が今から話す物語を理解することに必要なものは君自身の意識をおいて他に無い、いつも、いつの日も、生命がそうあり続けたように。何から話せばいいだろうか、僕が、当然のことだが誰かに話したいことは、いつも漠然としていて相手に対して判然としないところがある。自分自身では、はっきりと理解していることでも、いざ自分以外の存在に
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