?文集*−ノコラズセカヰの子守唄(ララバヒ)−〈構成中・・・〉/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
ことができずにいるらしく、ただ星の光を彼方に見続けるばかりで一向に接(ハジ)心(マリ)
への決心がつかないのだった。
来るの? 声がした。心にだけ聞こえる声がした。懐かしい声だった。
ああ、、、随分と久しぶりだね。僕は君の名前を、、、どこかに忘れてきてしまったみたいだ。
けれどンテゥアは憶えていた。彼の素描をしたことを。彼の横顔をアストラルにとらえて幼い眼差しを彼に注いだことを。
競争と差異化、この二つが僕を考え込ませる。この二つがあるから社会が機能しているんだろうか。いや違う、世界はもっと自由な在り方で世界に存在できるはずだ。僕を悩ませるのはこの二つが僕に常に差異化を求めるから
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