?文集*−ノコラズセカヰの子守唄(ララバヒ)−〈構成中・・・〉/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
 
知っているヒト。それが今私に必要なものだった。
それがどんな存在なら本当に理解りあえるだろう、、、
今の私にはただこの場所から遥か彼方へと旅をはじめることしか、、、ただ、、、ただ、それだけしか心にないのだった。

世界で本当に自由になるものがあるとしたらそれは君を生かすだろうか。
それとも君を、、、
いや、これはあなた方にはまだ先のことだろう。
命のありかさえわかっていれば命は自然ともたらされる
命さえあれば命は声にだせる
い、の、ち



ここから離れていくことに未練はなかった
ただ思い出だけが静かに寂寞の哀情を優しげに誘って、私はどうしてもあの時の声を思い出すこと
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