?文集*−ノコラズセカヰの子守唄(ララバヒ)−〈構成中・・・〉/大゜揮∞ ?ぴろき∞?
 
上ノ散文(抜粋)

Oceanists

woushanist



































フェーズ・1

失われ、忘れられ、手放されたものがどこかで息づいて時を刻み、
口を噤み、耳を塞ぎ、目を閉じた密やかなものもそれぞれの命に燃え、
胸に秘めた希望が降り積もる馴れ合いの毎日に意味を与えるのは、
いつの時代のどんな瞬間も変わらない永遠が今日もそこにあるから。

世界はユートピア、ディストピア、そのどちらでもあって、その境はない。
いつからか、いつかのまま。

[次のページ]
戻る   Point(0)