竜とそばかすの姫リライト/はだいろ
くよく考えてみると、
この映画、最初の20分と、このクライマックス(と僕が考える)シーンの、
10分だけで、泣けるのである。
つまり、突き詰めれば、
主人公の女の子が、自己否定から自分を開放する物語として、
僕は泣いたのである。
ということは、
逆に言うと、最初の20分と、歌の10分以外の、
90分くらいが、
すべて・・・うまくいっていないというか、
意味がないというか、
ボタンがかけちがっているというか、
ずれているというか、
要するに・・・そう、テーマが分裂してしまっているのである。
だけど、あの歌のシーンだけで、僕はもういいので、
それはそれでいいの
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