哲学入門備忘録/ふるる
 
てるのか?

生き物が利用できる自然的記号については、記号とそれが表すものとのつながりが自然法則である必要はない。これを「局地的情報」とミリカンは呼ぶ。普遍的法則を要求するドレツキの情報概念は「文脈自由な情報」である。
情報同士につながりがあればよく、偶然ではなく普遍法則でもなく、まあまあつながっていればよい。
そんで「局地的反復自然記号」であればよい。この繰り返しが成立する領域を「準拠領域」と呼ぶ。



記号生産者の本来の機能は、消費者がうまく利用できるような真なる表象を生み出すことであって、自然的記号を生み出すのはその副産物ないしはそのための手段である。
どんな出来事も何か
[次のページ]
戻る   Point(1)