哲学入門備忘録/ふるる
 
て因果的に引き起こされた
つまり、知識は情報によって生み出された「信念」である、てこと。
知るってことは、信念という形で切り取られた情報の流れの一断面なんである。

情報の流れがあるためには、出来事同士が「あれが起きているならこれも起きている」という仕方で互いに結びついている必要がある。
我々の認識する因果的世界は、そのままで情報の流れる世界でもある。

○情報の流れとしての世界には、出来事はいまそこに起きていない別の出来事「について」の情報を担うことができる。これは「意味の素」となりうる。


第4章 表象

記号や心的表象は、自分以外の何ものかを志向する。「志向性」とい
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