哲学入門備忘録/ふるる
Fであるという情報を伝えるなら、SがFであることによって生じたのと同じ量の情報をその信号は伝えなくてはならない。
2、現にSがFでなければならない。(間違ったお知らせは情報ではないと考える)
3、信号がsについて運ぶ情報の量は、SがFであることによって生み出されたその量でなくてはならない。
情報内容の定義
「信号rがsはFであるという情報を伝える⇔rという条件のもとでの「sがFである条件つき確率」が1である。
この定義の重要な帰結は、一つの信号はいっぺんにいくつもの情報を伝えることができる。それどころか、いっぺんに無数の情報を伝える。
rのもとで条件付き確率が1になる事象は
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