詩の日めくり 二〇一六年五月一日─三十一日/田中宏輔
 
らい前に見たドッペルゲンガーぐらいしっかりした実体だったので
また少し頭がおかしくなっているのかもしれない。
15年前は
自分の年齢もわからず
自分の魂が、自分の身体から離れていることもしばしばあったので
今回も、そうなる予兆の可能性はある。


二〇一六年五月二十一日 「第四の館」


 ラファティの『第四の館』半分くらい読めた。会話がほとんどキチガイ系なので、なんの話かよくわからないが、随所にメモすべき言葉があって、そのメモは貴重かな。物語はめちゃくちゃ。このあいだ出たラファティの文庫『昔には帰れない』の表紙はよかったなあ。飾ろうかな。

シャワーを浴びた
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