詩の日めくり 二〇一六年五月一日─三十一日/田中宏輔
ンソロジーで読んだときにも、まったくおもしろくなかった。つぎは、ワイルドの『しあわせな王子』だけど、そろそろお風呂に入って、日知庵に行く準備をしないと。
二〇一六年五月五日 「超大盛ぺヤングの罪悪感」
超大盛のペヤングを食べて、罪悪感にまみれている。
しあわせな気分で眠るには、どうしたらいいだろう。とりあえず、『ブリティッシュ&アイリッシュ・マスターピース』のつづきを読もう。たしか、ワイルドの「しあわせな王子」からだった。ワイルドといえば、フランスでの彼の悲惨な最期を思い出す。その場面の一部を作品化したことがあるけれど。
ワイルドの「しあわせな王子」を読んで、ち
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