詩の日めくり 二〇一六年三月一日─三十一日/田中宏輔
 
には一人もいなかった。

 いま日知庵から帰った。腰がめっちゃ痛くって、涙が出そうなくらい痛い。でも、帰りに、セブイレで買った「ペヤング超大盛」食べようかどうか思案中、笑。

 コードウェイナー・スミスの短篇集、読みながら寝る。きのう冒頭の短篇の途中で寝た。ソビエト人科学者夫妻の物語だ。おおむかしに読んだ記憶がかすかにするのだが、まったく思い出せず。ペヤング、あしたに持ち越し。


二〇一六年三月十七日 「自転車で」


自転車で角を曲がるときに
こけてもうた、笑。
きっついこけ方して
右の手のひらのところ
すりむいて、血が出た。
目の前に、若いカップルが
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