小学生日記「アナタに伝えたくないこと」/瓜田タカヤ
 
き留め
俺のペニスを口に含み「あなたの匂いが好きなの」と言った。

今日もどこかで武術の風が吹いてる
空想が俺に黒い羽をまとわせるから
今日もどこかで武術の風が吹いてる
流れる刃物達は僕の身体を鋭角にすり抜け続く
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題名の「武術の風」とはこんな意味でつけた。
風が吹くことが自然の摂理であるかのように
理不尽な暴力が当然のように世の中に蔓延していくと言う意味だ。
暴力を「武術」と歌ったのは、まるでその暴力には何らかの
正しき試みがあるかのように、振る舞われるからだ。

この詩のテーマは「両方を
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