ついーと小詩集2/道草次郎
 
て 笑いながら


「もう」

もう
どうしてよいものやら

このかんがえは
かんがえにすぎないと
たくさんの
しょもつはいう

もう
どうしてよいものやら

つかれているのだろうか
こずえのとりが
みんなもずにみえる
きっと
つかれている

もう
どうしてよいものやら

ふくじゅそうのわきには
みにすいせん
つんつんつんつんつん
まだおはなはさきのこと

もう
どうしてよいものやら
もう
ほんにどないしよかしら
もう
もう
もう

あ、うしみたいだ
もう

はるはあやうし


「にこっ」

きみがにこっ
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