詩の日めくり 二〇一五年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
った。でも、横からすかさず、「それ金八先生ですか?」って、二人で来てた女性客のうち、そのえらいさんの隣に坐ってた方の子に突っ込まれてた。そかもね〜。たしかに、ぽい。そのえらいさん、聞こえないふりしてたけど、笑。やっぱ、「金八先生」かも。ぼくははじめて聞いて、感心してしまったのだけれど。


二〇一五年六月十五日 「雨なのに、小鳥が泣いている。」


雨なのに、小鳥が泣いている。目が覚めてしまった。


二〇一五年六月十六日 「『淫獣』シリーズ2冊」


『淫獣の妖宴』を含む『淫獣』シリーズだけが、ファーマーのもので唯一、読んでなかったもの。だって、男のチンポコから血を吸う女
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