詩の日めくり 二〇一五年六月一日─三十一日/田中宏輔
 
うに物語がうまいなと思う。きょうじゅうに下巻をどれだけ読めるかだけど、楽しみ。シルヴァーバーグが終わったら、フィリップ・ホセ・ファーマーの作品で唯一というか、唯二、読んでいない、『淫獣』シリーズを読む。『淫獣の妖宴』と『淫獣の幻影』だけど、男のペニスにかぶりついて血を吸う女吸血鬼が出てくるらしい。10年以上もむかし、これらを手に入れるために、各々数千円ずつ使ったと記憶しているのだが、いまはもう、これらの古書値は下がってると思う。調べてみようかな。505円と1000円だった。このあいだ復刊した、『泰平ヨンの未来学会議』も、以前は2万円から3万円したのだけれど、いまどうなってるか、ググってみよう。95
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