詩の日めくり 二〇一五年五月一日─三十一日/田中宏輔
?」「かわいかったよ。」こういうのって、二言、三言って言うんだろうけど、なんだか、ぼくの人生って、この二言、三言ってものの連続って感じ。
二〇一五年五月十八日 「道端で傷を負った犬に捧ぐ」
仕事が忙しくて、ウィリアム・カーロス・ウィリアムズの英詩翻訳をほっぽらかしてた。きょう、あした、学校がないので、訳したい。きのう、ちらっと読んでいたら、とてもすてきな詩だったので、日本語にできたらいいなと思った。これからマクドナルドにアイス・コーヒーを飲みに行く。ぼくのような54才のジジイが、赤線いっぱい入れた、英文をにらみつけてる姿を見たら、老人の学生と間違われるかもしれない。知ってる単
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