詩の日めくり 二〇一五年三月一日─三十一日/田中宏輔
えのかもしれへん。
二〇一五年三月六日 「パンをくれ」
へんな夢を見た。外国人青年の友情の物語だ。「パンをくれという率直さが彼にあったからだ。」という言葉を、ぼくの夢のなかで聞いた。ふたりの友情がつづいた理由だ。片方の青年の性格の話だ。ふたりはいっしょに暮らしていたようだ。その片方の青年が死ぬまで。長い夢だったと思うが、はしょるとこれ。
二〇一五年三月七日 「1行詩というのを考えた。」
1行詩というのを考えた。
また転校生が来た。
また転校生が来た。
また転校生が来た。
また転校生が来た。
また転校生が来た。
また転校生が来た。
また転校生が
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