詩の日めくり 二〇一四年十二月一日─三十一日/田中宏輔
個くらい書いてた
ううううん
間欠泉かな
やっぱ
でもこれでとまったりして、笑
二〇一四年十二月二十五日 「一途」
きょう、日知庵で飲んでたら、日知庵でバイトをしてる女の子の彼氏が仕舞いかけに店に入ってきたのだが、常連さんのひとりが、「いちずだねえ」と彼氏に声をかけて、彼氏が照れ笑いをしていたので、ぼくが「いちずって、どういう漢字を書くの? いちはわかるけど。」と言うと、「途中の途です。」と答えてくれて、そこですかさず、「一途なのに、途中の途って、へんなの。」と思ってぼくがそう言うと、「途中の途って、道って意味らしくて、一つの道って意味らしいですよ。」「へえ、そうなん
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