最近どうも/道草次郎
でしょうから、この通り気がつくといつの間にか愚痴になってしまうという有様です。
さて、どこで横道にそれましたか。そうです、詩は誰のものでもない、渡し舟のようなものだという話でした。たしかにこの考えはありきたりでしょう。ですが、これは本当だと思いますよ。良い詩の書き手は、やはり良い渡し守であると思います。
特に何か面白い気の利いた事の一つもいえないのがいつも残念です。これが、いまのぼくの実力です。ぼくはここ半年自分なりにたくさん書いてきたつもりですが、そんなのよりずっとすばらしい詩を書く方々が大勢います。
そして、その方々も日々自分を変革しようともがいたり、さらなる修練を積んだりし
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