詩の日めくり 二〇一四年十一月一日─三十一日/田中宏輔
 
詞の un として 
「一つの」 
「一個の」 
と、つけて訳しても、カッコいいかもね。 
すると、ぼくがブックレビューで右の言葉を見つけた
当のマイミクのしーやさんからコメントが
そう、嘘つきではなく、正しくは、嘘なのだけれど 
詩集ではなく、絵で知ったの 
13,Novembre 1934 
とあるので、詩集のほうが、先ね 
挿絵として描かれたものなのでしょうか 
いま、図録がすぐ手元にみつからなくて、あいまい 
そう、オペラで括られて、展示されていた気もする 
そのための作品だったかもしれない 
おとこのこの顔が、描いてあったから 
「嘘つき」と勝手に訳
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