オカルトとゴシップとビジネス、我が物顔のコミック/ホロウ・シカエルボク
 
こちない笑顔でずっと笑っていた、震え始めてようやく身体を拭く、何が大事なんだ、どうしてそんな風に体温を維持しようとするんだ、着替えを身に着けると途端に虚しくなる、活動と消耗がどこまでも付きまとってくる、人生は蛇のプールでゴールを探すようなものだ、最悪なのは最期には必ず溺れてしまうことさー蛇のやつらにゃ難しい話なんか通じないからね…覚えておくといいよ、愚かしい連中は必ず、脚を引っ張ってくるものだ、足首をつかんで、身体をよじ登ってこようとするのさ…そんなもの相手にしない方がいい、振り払ったら、知らない顔で立ち位置を変えることさー飲み込んだ夜は小便に変わる、そして排水溝へ飲み込まれていく、夜だって時には
[次のページ]
戻る   Point(2)