ズキズキとココロが痛んで/こたきひろし
 
かば強制的に母親が言ったせいで娘二人はしぶしぶしたがいました。

ゲームコーナーはにぎわっていました。
機械の音や人の歓声がうるさくてお互いの会話が聞き取れづらくなってました。

その時聞き慣れた懐かしい声で名前を呼ばれました。
ひときわ大きな声だったので私は気づきました。
 びっくりしたわ。こんな所でひろしらに会えるなんて。
一番上の姉でした。ゲームコーナーのそばを通りかかって立ち止まった様子でした。
姉は三人で来ていました。息子の嫁とその子供だと紹介されました。
甥っ子の結婚式に呼ばれた時一度会っただけで、お嫁さんに全く記憶はありませんでした。

姉は携帯が鳴ったようで
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