書きたくても書けない腐れ物書きのひとりごと。/月夜乃海花
程の才能がない限り無理と。
例えばですね。中原中也。有名ですね。
彼の詩のサーカスを最初読まされた時に正直、私は「こいつ、頭おかしいのか?」と思いました。
だって、ゆあーんゆよーんですよ。私の心がゆあゆよんですもの。なにそれ。
ですが、彼の経歴を見たらイメージが変わりました。中原中也は詩に対しての才能はあり、神童と呼ばれていました(この時点で大人のエゴが見えますね。普通になったら捨てるくせに。)。
しかし、その感受性の強さゆえに荒れていきました。知り合いのツテでNHKの入社試験に参加したものの「俺は詩しか書かねぇ」と断言し、そのまま不合格になりました。その後、なんやかんやで結婚し
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