Happy Birth 4 stations/komasen333
 
へと滑り込んでいく。駅名看板に、「しょう」というひらがなが書かれている駅に。


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駅名に疑問を抱きながら降り立ったホームは、とてつもない広さだった。アフリカの広大な大地のようなホームに、無数の揺り篭が並んでいた。生まれて間もないであろう赤ん坊を抱く揺り篭。どこまでも、どこまでも、眼前を埋め尽くすかのように並んでいた。

驚きを隠せない私を察してか、老紳士は「これから、このような集団的光景をご覧頂きます」と告げた。「どういうことですか?」と問いかけた
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