あと3時間で死にますので、その辺よろしくお願いします。(短編小説)/月夜乃海花
、目はぎょろりと斜めのキッチンの方を睨みつけ、あまりにも惨い状態であった。
「おい、なんなんだよ……。」
動揺する自分とは違って、光希は冷静だった。
「なるほどね。」
「とりあえず救急車を呼ばないと!」
自分のジーンズのポケットに手を入れ、スマホを探す。しかし、見当たらない。
「ふーん。」
光希は目の前にあるラム肉のなんたらというメニューを黙々と食べている。ペラペラと光希が頼んでしまうので、俺も合わせてしまった。
「光希!帰るぞ!」
「どうして?」
「こんなのおかしいだろう!」
「たった5分でスタッフが死んだだけじゃない。」
「何言ってるんだよ!」
「落ち着いて、こんな場
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