僕と誰かの狂詩曲(ラプソディー)/月夜乃海花
 

Contemporary literary writer is Bad tempered.
現代作家はお冠(かんむり)


乱気流よりも激しく、それは唐突な暴走だった。珍しく私にとっても。綺麗事を願っても、それは架空だからこそ美しい。白い部屋で隣のぬいぐるみが「ぷきゅー。」と鳴いている。


理由なんてあるようで無い。簡単に人は勝手に罪を背負い、罪を捨てて犠牲者から加害者になる。ここまで人間は愚かだっただろうか。だからこそ、この詩では人間の儚さや美しさを語る、いやそこの少年に騙かたらせるつもりだったさ。


ルーターの赤と緑の点滅。まるで信号のようだ。赤で止まって、緑
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