9月30日雑記/道草次郎
 
の他のネット上に存在する秀逸な詩群に匹敵するほどの詩を自分が書けるとは到底思えない。自分の詩心の無さには絶望している。しかし、この絶望にももうだいぶ前に飽いた。今は、ただ書くのみだし、書かぬならばそれまでの話だ。それでもこうしてたまに誰かの詩集を借りてきてしまうあたり自分も随分な俗物なのだと思う。うまい表現、直喩、暗喩、構成に満ちている詩がいかに多い事か。みんな、自分より立派にみえる。じっさいはどうか知れない。詩人というものに会ったことがないからだ。会いたいかと問われれば、別にどちらでもいい。自分はただ、詩を書いたり詩を読んだり、仕事をしようと考えたり畑を耕したり、たまに本を読んでみたり、子供に会
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