9月30日雑記/道草次郎
 
いつも思っているので、中国文学に悪いイメージはない。詩歌のコーナーを上から下までなめるように見渡す。万葉集を借りようと思っていたのに、なぜかやめる。古今にするか新古今にするか、迷い、それもまたやめる。芭蕉のまともな解説本を探すが、中途で疲れてそれもやめた。『長田弘全詩集』をつい借りてしまう。みすず書房だからだ。殆どそれだけの理由で。なぜか、みすず書房の本が好きだ。長田弘の詩を手本に詩でも書いみて、ひとつ現代詩フォーラムに投稿でもしてみようかという気を少しおこしかけている自分に気づき、そんな自分に嫌気がさす。尤も、長田弘みたいには書けないし、他の誰かのようにも書けないし、無論、現代詩フォーラムその他
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