9月1日 曇り時々晴れ/道草次郎
梯子にのったまま片手でチェーンソーを使うなんて馬鹿な真似は金輪際しないことを誓う。
ぼくは青空にむかって走り出そうかな。でも、走り出した瞬間に怠けた筋肉と関節が一気に悲鳴をあげてバラバラになるだろう。それにしても、あの青空はいいなあ。雲のない、青。ゆううつなんて入り込む余地のない窒素の恵み。ブルー。ブルーというのは清らかなイメージを喚起する。だから、ブルーは好きだな。人間の顔が変に青いのだけはごめんだけど。
扇風機のことを書こうと思ったけど、そんな卑近なことばかりしか書くことがないことにしょんぼりしてやめた。では、なにを書くかというと、今読んでる本の事を書こうとしたけど、これも鼻につく
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