カウントを取るにはビートが染み込んでいなければならない/ホロウ・シカエルボク
放り込まれているということになる、そしてそれには覚悟は要らない…けれどその流れの中でなにかしら、明日を迎えるための理由を手にしようと思ったら、覚悟がないことにはやっていけない、人生とは矛盾するものだ、整合性など自己満足に過ぎない、ぴったりと合う結合部位など世界中探しても見つからない、だから様々なギミックのもとにある程度の誤差は容認される、もう一度言う、整合性など自己満足に過ぎないよ、それは草ぼうぼうの空地を見て、「誰かがこれを刈らなきゃいけない」と結論しているようなものだ、それは何の解決にもならない、まるで正論のように思えるけどね―正解とは結果として成り立つものでなければならない、世界はだんだんと
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)