あなたがわたしの近くや遠くにいる (長いので途中からでも途中でやめてもOKで.../ふるる
つ一つに緑の森やまばゆい湖があってほしい
小さな花もあったら見たい
深海魚みたいな宇宙船の中で
涙は熱いと知ったのはいつだった
ぼやけた瞳で見るのは苦しかった
だろう
君を泣かせたのがまさかぼくだなんて
後で叱っておく
ほんとうにひどいやつだ
君を置いていくなんて
ほんとうに
散らばった不安はみんな集めて持っていってあげる
それが約束だったのだ
生まれてくるはずだった妹や弟がぼくらを罵りに手を繋いでやって来る
あるいは嗤うために
それから救うために
負けないで
でも勝つ必要もない
冷えた地面に触れている手のひら
脈打っているのはどちらだろう
いつ終わるとも知
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