満足できない/ホロウ・シカエルボク
 
・トレード・センターの跡地にやつらのアンプが並べられるだろう

絶望的なトラディションと追いかけっこ
血眼になって指を動かす
魂の速度がなければ話になんかなりゃしない
大事なドアは鍵を掛けずにきっちりと閉じておけ
その気になればいつだってめいっぱい開けるように

日ごろ小難しい話ばかりしてたって
ディストーションだけで満足出来るときだってある
投げ捨てるようにコーヒーを飲み込んで
マグカップを窓の外に片づけるのさ
俺の真実が知りたけりゃ
キッチンの外壁を眺めてみるんだね
昔書いたものが捨てられてるごみ箱なんかじゃなくて

街角のブルースはいつだって間延びしている

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