生きてるノイズが屠るものは/ホロウ・シカエルボク
 
させるし、本を読んでいれば手を止めさせる、一時停止キーみたいなものだ、そのときの行動と密接にリンクしている時もあるし、まるで関係がない時もある、たとえば本を読んでいて、そこに書いてあるフレーズからまるで違うことを考え始めたりすることあるだろう?また逆に、その時していることとは何の関係もないイメージが突然湧いて来ることだってあるはずだ、兎にも角にもそいつは、なにかにつけて動作を止めさせるのさ…ねえ、こんなことあるだろう、疑問符をバッサリと切り捨てることが美徳だと考えている連中を見て、愚かだと感じるようなこと―疑問符とは出来る限り密接な関係を築くべきだ、それは切れ味のいい人生よりもずっとたくさんのこと
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