アイ・ガット・リズム/ホロウ・シカエルボク
数分は下らない考えの中をだらだらと泳いでしまう、どこかがまだ夢の世界に繋がったままでいるのかもしれない、イマジネーションへのアクセスだけは昔から抜群に良かった、そしてそのせいでその他のほとんどの回線とは上手く繋がらないままいままで生きている、昔はそれが良くないことなんじゃないかと考えたこともあった、まだ本質的になにも確立されていないころだ、少しずつ、いろいろなことを試している間に次第にそれでいいのだと考えるようになった、それだって結構昔のことだ、どんな些事に追われることとなっても、そうして得たものは変ることはなかった、自分の生きるべき人生を生きている、簡単に言葉にするとそういうことになる、自分の人
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