アイ・ガット・リズム/ホロウ・シカエルボク
 
の人生を生きているということは自分の使うべき言葉があり、それを理解しているということだ、そこに至る人間と至らない人間が居る、知らない人間ほど確信する、という言葉について事細かに説明するとそういうことになる、歯ブラシの動くリズムでイマジネーションは続く、トーストを焼き、ピーナッツバターを塗り、インスタントコーヒーを入れる、考えてみればこれだけ同じことを繰り返して生きているのだ、時折それを疑う日があるくらいが正常なのかもしれない、人間は変化を求め続ける、なのに本当の変化の前では目を閉じてしまうことがある、臆病な人間がもっとも頑ななのだ、ニュースを見ているがボリュームは上げない、ほとんどのことは字幕が教
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