比喩はままならぬ/アラガイs
メージを拾い上げ自分なりの解釈に置き換えようとあたまに働きかけることになるのです。が、
、そのように至るにも当然確信は持てない。持てないので野暮を承知で問いかけてみることにもなるでしょう。この錯乱したような言葉、これにはどういう意味があるのでしょうか?なんらかのヒントでも与えてもらえばと、作者に問いかけてしまうことになるのです。すると、「これに意味はありません。無意識に置かれてあるのだから〜」または「これは比喩ではない、このことにはこれ自体意味があるのです」などと解説されてしまえば、読み手は自分の思い描いたイメージとは異なるその解釈に、茫漠と混乱をきたしお手上げの状態に陥ってしまうのです。
そ
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