Fuoco Intrappolato/閉じ込められた火との約束/AB(なかほど)
 
ろを持っている

ずっと
気づかないふりをしている
僕のほうがうそつきだ

晴れているかい
君のこころは

雲の隙間からチンダルの梯子
その光に名前をつけたら
翼をひろげるように

きのうかわした約束は
僕も忘れた
そんなことより大事なことを
守るために

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ファイヤーバードが心のどっかにとまって
翼を丸めてうずくまってしまう

テレビでもネットでも
世界のニュースが流れて
その側でキーボードをいじるたくさんの僕らが
架空の世界の話題で
立派にも傷ついたり笑ったり
その何気ない時間に
間違いなく命を削り続けているという
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