忌み嫌う蛇が/こたきひろし
から大丈夫だから遊びましょう」
それは本当に怖いなと少年は思ったが、少女はやたら可愛くてその体は女になりかけていたから警戒心はいとも簡単に緩んでしまった。
それで何して遊びたいのと少年は聞いた。
あなたが好きな遊びよと少女は答えた。
忘れたのかな
私は横になって眠ってしまうから、その間に私の体を触る遊びよ。
思い出したかな。
ずっと前、まだ小さかった時に何人かの男の子と一緒になって眠ってしまった女の子の大切な場所を代わる代わる触ったでしょ。
少女の言葉に少年は吃驚した。そして反論した。
あれはあの子が悪いんだ。あの子は眠ったふりをして罠を仕掛けてきたんだから。スカートが捲れるよう
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