アキラというアノマリー/よーかん
キラを聴きながら、こうやってキーボードをカタカタやっている、AKIRA、欧米のアンテナ立っている系の人間には、エポックメーキングなアニメではあるのだけれど、日本人の、それも子供の頃から漫画を読み尽くしてきた一般的な昭和育ちにとっては、特別ではあるけれど、文脈の中の一つのシンボルでしかないそのアニメ映画も、欧米からの日本に対する視線、認識、それを変えた存在としてのエポックメーキングな存在だと説明すれば、その存在の大きさが理解出来るのかもしれない、海外がどう日本を観ていようと、結局、オイラにはナンも関係ない、そんな健康優良児な自己認識を維持出来ている人々にはまったく関係ないのかもしれないが、アキラが欧
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