1994/span
の足元に輝くのはNIKEのスウォッシュライン
当時のNBAの雑誌に載っているバッシュで僕に名前の言えないものはなかった
NIKEのロゴを誰よりも上手く書くことには絶対的な自信があったんだ
それらのものは“アメリカ”として僕の中に入ってきて広がっていった
そしてGREENDAY
当時の彼らはまだ日本ではブレイクしていなくて
中ニで聴いている奴なんて俺しかいなかった
俺はそのことを誇りに思っていたし
友達がほとんどいなかった僕にとっては生きる証だったんだ
まじで
当時の僕の周りではXやBOOWYが流行っていたけど僕はいまいち乗れなかった
そんなときに見たGREEN
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