1994/span
ENDAYの映像
彼はギターを弾くのではなく「叩いて」いたんだ
ギターってこんな風に弾いていいんだ!って衝撃を受けた
ボーカルはよだれを撒き散らしながらたまにギャグみたいに白目をむいて
客は音楽なんて聴いているのかいないのか、ぐにゃぐにゃにふらふらにそこら中の奴に体当たりしまくって
しかもそれが数百人単位で行なわれいて
そしてまたどんどん僕の中に入ってくる“アメリカ”というもの
僕はアメリカに憧れた
僕はアメリカになりたいと思った
僕が見た1994年頃のアメリカ
僕が行きたかった アメリカ
今はもうない アメリカ
と
中ニの僕
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