ひふなろ白書/nemaru
 
くてもまあいいかと思えるようになることと、目の前の人に嫌われたくないので自己実現を棄てるっていうのは交差点で一瞥くれるぐらいには親和性があるのだと思う。




7..なまぬるい男


なまぬるい男から視える風景というのはシロクマの屑籠に代表されるインターネットやテキストブログ文化を見て育ってきた、中年にさしかかる男としての心情と少なからずかぶる。インターネットをしながら何かをネットで綴りながら生きてきたおっさんの謎の親近感みくびんなや、という部分。リアルガチで会う事は10%ぐらい、文学フリマかポエケットでツイートを見てタイミングがあえば会釈するぐらい、時間にして約2分。
邂逅っ
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