ひふなろ白書/nemaru
ます。「生活をさらけ出すなんて、私にはできない」どころでなく、自分がどんなに自分の生活をさらけ出しているか、それが新聞に出たら、実生活ではどんな結果を招くか、まるで自覚がないのではないか、と思われる場合が少なくありません。
「生活をさらけ出すなんて、私にはできない」と言って詩を断念するひともあれば、反対に、自分が実生活では秘めていたものが、詩にはあらわに出ているのに、それを発表したさい、実生活にどういうはねかえりがあるか、無自覚なひともいます。(黒田三郎『詩の作り方』p154〜p155 明治書院)}
{取消=非常に長くて申し訳ないのですが、ここまででようやっと意味がとおるんじゃないかとお
[次のページ]
戻る 編 削 Point(2)