あの娘のこどくな微笑みを美しいと思ってしまった僕は/秋葉竹
 

人の憎しみ、こらえきれずに
崩れ落ちちゃうときもある

でも、そんなときも、
じぶんをてばなさないで
ちゃんと立ち上がれなくても
ず〜っと前をみて
前だけをみて
じぶんをたもちつづけていられるのは
いつまでも、ぜったいぶれない
えいえんに、ぜったいぶれない
(それは、死ぬまで、かもしれないし、
(それこそ、死んでも、かもしれない
こころをもっているから

そして、
そこにあるこころがまごころなんだ

けさ起きあがって
朝日が射しはじめるこの街をみおろし
よし、生きていこう、とおもえているのも
そのこころのおかげなんだ

それを信じるんだ



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