たましいの色彩(いろ)/秋葉竹
 


僕は、バレバレの貴女への好意を、
ことあるごとに曝け出してしまって、
でも、ちゃーんと許してくれるんだ、
僕なんかから、
なーんか、そんな目で見られてるって、
知ってしまっても、いいのかなぁ?
ぜーんぜん、僕に嫌な思いをさせないんだね?
僕を、変わってるねって目で、
見ないんだね?
恋、
に違いないんだけど、
そんなの、あまり、気にしないのかな?
ほんとうに、もう、伝わってると思うんだけど。

貴女にかぎって、
にぶくて、気づかないってことだけ、
ありえないしね。
なら、僕の恋を、受け入れてくれるの?
ンな訳ないけど、嫌われてないだけで、嬉しい。

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